普通のお菓子教室ではなかった!
今回はプリンセスレイコの「パリ5つ星ホテルから届くアフタヌーンティー」講座の講師活動にいたるまでを少しだけお話したいと思います。
まず、自己紹介でも少しお話しましたが、ずっと独学でお菓子を作っていた私が本格的にお菓子を学び始めたのは15年ほど前からです。
師匠は、某有名ケーキ店(今でも大行列のケーキ屋さんです)の現場監督、某有名ホテルのパティシエ(今でもデザートブッフェなどが大人気ですが、当時もそのケーキをひたすら作られていたとのこと)、某有名ケーキ店(今でもそのお店の伝説のケーキはとても有名)の立ち上げからレシピ開発までに携わるなど、洋菓子一筋でやってこられたという経歴の、すごい方でした。
普通のお菓子教室とは異なり、「開業コース」というものがあり、最初は優しい普通のコースに入学しましたが、知り合いのカフェで私のケーキを出すことになり、先生に相談したところ、すぐに「開業コース」に転入…となりました。そこで初めて、普通のお菓子教室ではないことを実感することになります。
「開業コース」での修行
「開業コース」は当然普通のコースよりも受講料がかなり高額ですが、そのときは、お店に出せるお菓子を安定して作れるようになりたい一心で、決断しました。こちらでは本当に、お店に出せるようなお菓子作りを徹底的に叩き込まれました。先生は本当に厳しい先生で、怒鳴られない日はありませんでした。帰り道半泣きという生徒さんも本当の話少なくなく、とにかく怒鳴られながらひとつずつ覚えていきました。通常は、ケーキ屋さんに就職するなどして修行を積むのかもしれませんが、わたしの場合はこの「開業コース」で修行の日々…。このおかげで、お菓子作りの基礎が身に付いたと思って、今では感謝しています。
パリ5つ星ホテルから届くアフタヌーンティー認定講座
プロフィールにも書きましたが、その後この師匠が50代の若さで急逝し、とにかく落ち込んでしまいました。大好きなお菓子作りにも消極的になっていた頃に出会ったのが壁谷玲子先生(プリンセスレイコ)の「パリ5つ星ホテルから届くアフタヌーンティー」だったことは、過去記事「パリ5つ星ホテル流アフタヌーンティーに出会えて劇的変化」でも書かせていただきました。
この「パリ5つ星ホテルから届くアフタヌーンティー認定講座」のような、本場パリの5つ星ホテルのレシピを学ぶことができ、お菓子作り以上にもアフタヌーンティーのこと、紅茶のこと、歴史や背景、マナーや文化まで学べる講座はほかにはないと感じ、受講を決めたのですが、これが、学べば学ぶほど楽しく、奥が深いものでした。申込時は高額に感じた受講料ですが、決してそんなことはなかったとすぐに実感しました。そして、当初は講師になるつもりはなかったものの、学んでいくうちに、これは皆さんにも伝えなくては!と思い、講師になったことは以前に書いた通りです。
よりよい講座づくりのための心づもり
講師になるには「認定講師講座」で学ぶ必要もあり、それだけにとどまらず、どうやってこの素晴らしい「パリ5つ星ホテルから届くアフタヌーンティー」を皆様に知っていただくか、など、ビジネス面の勉強もする必要がありました。今までそのような経験もなく、何も考えていなかったので、やはり専門家から学ぶ必要があり(今でも勉強中ですが)、とにかく受講料だけはたくさん必要となりました。ですが、本当にそれだけのことはあるのです!
自分で講座づくりをしようにも、何もわからなかった私が、今では「パリ5つ星ホテルから届くアフタヌーンティー認定講座」および「パリ5つ星ホテルから届くアフタヌーンティー認定講師講座」を開講しています。今期は体験レッスンも増席し、もっと皆様に幸せが広がるようにパリの風をお届けしたいと思っています。
(2023年3月にオンラインによる特別体験レッスンも予定していますので、そちらのお知らせも公式LINEよりお楽しみにお待ちくださいませ。こちらをお読みの方でまだ公式LINEに登録されていない方は→こちらに公式LINEのご案内があります)
いずれにしても、独学では限界があり、「よき師と出会い、よき導きを受けること」が理想の未来への近道だと考えています。
今後も自己投資で自分自身をアップデートしながら、よりよい講座づくりに精進してまいります。
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